職場異動で残業が減り、ただでさえ少ない収入が減ってしまいました。それなのに消費税は上がるし、物価も全体的に高くなるし、40代に入ったので介護保険が引かれるようになって、さらに収入が減る。泣きっ面に蜂というか、お先真っ暗というか・・・。
あまりにも毎月の生活費が足りないので、どっかでお金を借りたいです。よくテレビでCMを見る会社なら大きくて安定していていいんじゃないかと思います。今のところ、プロミスかレイクに申し込みしようと思っていますが、審査はやはり違いますか?
お金を貸す会社が見る情報は基本同じです
消費者金融にしろ、クレジット会社にしろ、銀行にしろ、お金を借りたいとお客様に言われれば審査をします。この審査の時に個人情報として3つの会社が提供する個人情報データを参考に決めますので、大まかな属性や目安となる延滞履歴などはどこで審査してもほぼ同じです。
(⇒審査基準の材料が集まるところとは?)
ただ、会社もカラーがあり、特性がありますから、同じデータを見たから答えも同じかというとそうではありません。延滞履歴がたくさんあっても貸す会社は貸すし、他社借り入れがなくても貸さないところは貸さない。その基準は第三者の私たちが知るところではありませんから、申し込めば絶対大丈夫とは言い切れません。
しかし、通らないからとあちこちの消費者金融に申し込みをすると逆に怪しまれ、結果的に借り入れができない状態となってしまいます。これはクレジットでも銀行でも同じ。3件くらいまでなら大丈夫みたいなので、プロミスかレイクかで悩んでいるのなら両方に申し込んでみてもいいかも。
どちらのほうが審査は厳しい?プロミスとレイク
カードローンと言えば、やはりプロミスとレイクですね。他にもいろいろありますが、この二つはサービスが突出しています。
例えば、申し込みの年齢制限。ともに下限は20歳となっていますが、これは法律で決まっているので動かしようがありません。どこの業者も一緒です。しかし、申し込み上限。これは業者によって変えられるのです。プロミスは69歳、レイクは70歳です。業界平均は65歳なので、ともにかなり頑張っていますよね。(参考ページはこちら→融資を使うなら年齢にも気を配ろう)
それから、申し込み時点での収入面の基準も、この二社が一番緩くなっています。プロミスは「安定した収入のある者」で、レイクは「初めての利用の者で、かつメールアドレスを持つ者」となっています。この基準だけを見ればよく分かりませんが、他社と比較してみると一目瞭然です。他社は、「安定した収入があり、返済能力も十分にあり、かつ当社基準を満たす者」というのが一般的です。中には、「前年度の年収が400万円以上の者」という具体的な基準まで示している業者もあります。
そして、なんといっても、30日間無利息のキャンペーンを行っているのは、この二社だけです。このキャンペーンは、借りるほうにとってみれば、単純にありがたいだけですが、貸すほうにとってみれば、経営の基盤を揺るがしかねない、大胆かつ勇気ある戦略です。ボーナスなどで一括返済が見込めるならば、本当に無金利で借りることができるのです。驚異的なサービスです。(参考ページはこちら→プロミスの場合はどうやって無利息にする?)
無利息キャンペーンを利用しないにしても、この二社の下限金利は、ともに4.5%と最低水準となっています。こうしてみると、明らかにこの二社はライバル関係として意識し合っているのが分かります。どの項目も、ほとんど条件が同じです。
さて、借り入れの条件がほとんど同じならば、今度は審査の通りやすさ、通りにくさはどうなのでしょうか。プロミスは消費者金融ですが、実は、レイクは今や銀行なのです。銀行系消費者金融ではありません。銀行です。新生銀行です。ということは、プロミスよりは、レイクのほうが審査は厳しいということが言えます。(参考ページはこちら→プロミスは本当に融資を受けやすい?)
とは言え、もしカードローンを検討するならば、まずはこの二社に絞ってみるのも良いでしょう。ダメならば他社へ、という流れですね。