過去に自己破産をした経験がある者です。堂々と説明するのも気が引けますが、現在はそんな事も言ってられないので、今からそれを踏まえた質問をさせていただきます。（参考ページはこちら→自己破産をしてしまうとどうなる？）
自己破産をして三年ほど経過しましたが、それまでは融資が使えないという事を強く意識して生活してきて、もちろん融資を使った事はありませんでした。しかしそれから結婚する事になりまして、そして結婚生活となるとお金がかかる場面も増えてきて、私の名義でまたどこからかお金を借りたいのですが…自己破産した私でも、今からならプロミスで借りられますか？
プロミスの審査は簡単で借りやすいと有名ですが、自己破産した人にも簡単に貸してくれるかどうかというのは定かではありません。しかし今では真面目に仕事をしているのできちんと払えるので、何としてもお金を貸してもらいたいです。でも、まだ過去の出来事というのは引っ張られているものなのでしょうか？借りられそうかどうかだけでも教えて下さい。
三年だと厳しいと思います
もしも自己破産では無く返済遅れのブラックリスト入りだけなら、現状でも借りられた可能性というのは0ではございませんでした。しかしながら自己破産からのブラックリストというのは、返済の遅延にて登録される情報よりも相当厳しいものとなっているのでございます。
そうなると、現状ではプロミスは融資をしてくれないという線が濃厚になってしまうでしょう。自己破産からの三年という月日は、その記録が消えるにはあまりにも早いと言わざるを得ません。自己破産をした後でも貸し付けるかどうかは金融業者が判断できるのでございますが、プロミスみたいな大手となると、消費者金融と言っても審査はある程度厳しく見られてしまうのです。
それなら何年後ならプロミスで借りられるかと申しますと、およそ十年が目処と言われております。十年なんて自己破産してしまったペナルティとしても厳しすぎるとお思いかもしれませんが、自己破産では金融業者にもそれなりの被害が出ているのでございます。ゆえに、十年でもむしろ貸付が再開されるだけでも寛大な処置という方もいらっしゃるのです。
また、自己破産にて借金を帳消しにした相手業者の場合、信用情報機関だけではなく、自社でも独自に顧客情報を保管している都合上、同じ業者は二度と使えない可能性がとても高くなってしまいます。過去の自己破産でプロミスも使っていた場合、十年経過しても使えない可能性が高い事をお忘れ無きよう…。
（⇒信用情報機関について詳しく）
過去に自己破産をしている人はプロミスを利用できるの？
プロミスは現在、日本国内で営業を行っているキャッシング会社の中でも、トップクラスの事業規模を有しています。大手であるために安心感も大きいことから、多くの人が利用を希望しますが、誰しもが利用できるわけではないということは事前の理解が必要です。（参考ページはこちら→プロミスの安心感はどこから？）
信用に欠けると判断されてしまう人、特に定職についていない人などは、まず利用することはできないと考えてよいでしょう。ですがプロミスの利用審査においては、収入だけが判断基準になるわけではありません。同様に大きな判断基準のひとつとして扱われるのが「借り入れ状況」です。（参考ページはこちら→プロミスで見られる信用について）
現段階で他社から借り入れている金額はもちろんのこと、かつてお金を借りた際の返済はどうだったかと言うようなことも、チェック項目の一つとして扱われます。中でも特に融資が困難となってしまうのが「過去に自己破産をしている人」です。「過去に自己破産をしているけれど、プロミスは利用できるだろうか」というような疑問を抱く人もいますが、現実的にはほぼ不可能と言っていいでしょう。
自己破産とは法的な手続きを踏むことによって合法的に債務を無くすことを指す言葉ですが、これはたとえ合法の手段であろうとも「借金を踏み倒した」として見られてしまうのです。こうした経歴を持つ人であると、融資をしたところで返済してくれない恐れがあると判断されてしまいますから、結果として融資も不可能となるのです。
では過去に自己破産をしている人は、どのようにすればプロミスを利用できるのかというと、これは「一定期間を待つ」ほかありません。過去の自己破産などは「事故情報」として呼ばれていますが、事故情報は永遠に記録されるというわけではありません。銀行系のローンを有している状態で自己破産をしたのであれば10年、そうでないのであれば5年が規定となっていますから、それぞれの状況に合わせた年数が経過すれば、過去の自己破産は無かったものとして扱われます。
とはいえ、最も良いのは自己破産の道を選ばないことであるということは言うまでもありません。キャッシングを利用するという場合には、自身の責任をしっかりと理解して行いましょう。
