プロミスカードと三井住友カードの関係というのは、深いのでしょうか?(参考ページはこちら→プロミスと三井住友の関係)
プロミスも三井住友もカードローンを提供していて、どちらも大手だけあって便利らしいのですが、今ではほとんど同じ会社という事を耳にしたことがあります。それなのに二つに分かれているという事は、実際はそこまで深い関係では無いのでしょうか?それとも、誰かが言ったように深い繋がりでもあるのでしょうか?
カードローンが欲しくてどれにしようか考えていたところ、この二枚が偶然目に入って調べていたら、関係があるみたいでして…偶然とはいえ、気になったので調べていた次第です。関係しているとしたら、どのくらいの深さがあるのでしょうか?二社の関係についてお詳しい人は是非ご解説をお願いいたします。
審査で関係しているくらいには提携していますね
三井住友とプロミスが関係してきたのは、プロミスと提携をしてからの事っすね。プロミスと提携する事によって三井住友銀行はカードローンを作る事が出来て、その信用保証をプロミスがしている感じっすね。プロミスというよりもSMBCコンシューマーファイナンスっていう方が今はしっくりくるかもしれないっす。プロミスというブランド名も残っているんすけどね。
だから、三井住友とプロミスはお互いの審査情報を共有していると言っても過言では無いっすね。たとえばの話、三井住友のカードローンを先に作っていたとして、そこの返済に遅れて借りられなくなったからとプロミスに申し込んだ場合、三井住友の時の記録を参照して融資を行わない…という事も予想できるっす。信用保証がそもそもプロミスであるから、三井住友に返せなかった時点でプロミスに損害が発生している可能性が高いっすからね。
(⇒審査に関わる情報はこちらで確認)
あと、この二社の連携の特徴として『三井住友銀行カードローンの審査に落ちてしまっても、プロミスでOKならその旨を提案する事がある』という点っすね。プロミスは消費者金融という事で三井住友銀行よりも審査基準が緩く、より多くの人に融資が出来るようになっているっす。金利面では三井住友銀行に劣るものの、借りやすさや設備で勝っているので、どうしてもお金を借りたいという人にとっては好都合な連携と言えると思うっすよ。
銀行と消費者金融が組むというと少し怪しむかもしれないっすけど、自分達の利便性に繋がっているっすから、その関係を不健全だとは思わない方がいいっすねぇ。
【参考ページ】
銀行と消費者金融の違いについて
同じグループにおけるプロミスカードと三井住友カードの関係とは
昔は消費者金融と銀行というのはライバル関係にありました。銀行は、お金を預かる業務がメインにように見えますが、実際は預かったお金を貸しつけるという方がメインなので、同じく、融資を行う消費者金融とは対立する関係にあったのです。更に対立が深まったのは、銀行が個人向けのカードローンを行うようになってからで、これによって銀行は、今までなら消費者金融を利用したはずの個人客を取り込むという作戦に出ました。
しかし、消費者金融と競い合うだけだと、弊害も出てきます。というのはサービス競争になってしまうからです。たとえば、個人客を取り込もうとして、融資の利率も下げるし、審査の基準も下げるという方向になってしまうと、利益を得ることが難しくなってしまいます。そのため。銀行は既存の消費者金融をグループ会社として取り込んでしまうという風に作戦を変更しました。そうすれば対立しなくても、個人客を得ることが出来るからです。
(⇒今現在のカードローンの審査基準について)
そういう関係性のある銀行と消費者金融の一例は三井住友銀行とプロミスです。プロミスは現在、三井住友グループの会社になっています。なので、プロミスのコマーシャルなどを見ると、我が社は三井住友グループであるという文面が表示されています。銀行のグループに入るということは、消費者金融としてもメリットがあります。それは信頼性が増すということです。あの有名な銀行のグループに入っている消費者金融なら安心だろうというイメージを与えることが出来るのです。
では、銀行と消費者金融が同じグループになった場合、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。これは、たとえば、客に幅広い選択肢を供給出来るというものがあります。たとえば、プロミスカードと三井住友カードの関係というのは、同じグループのキャッシング専用カードとクレジットカードということになります。三井住友銀行に三井住友カードを申し込みに来た人が審査に落ちた場合、その人が、お金を借りられるカードが作れればそれでいいというのであれば、プロミスカードを紹介するという方法でグループの客を得ることが出来るわけです。